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2026.09.07 update
長野の石でフラーレン

長野市松代で生まれた石、「柴石(しばいし)」。
松代柴石を一粒一粒つなぎ、
美しい球体のフラーレンにについてです。
天然石を使ったフラーレンには、
独特の幾何学的な美しさがあります。
そして、そこに使われているのが、
私たちが暮らす信州・松代の大地から生まれた柴石です。
■ フラーレンとは?
「フラーレン」という名前は、科学の世界では炭素原子からできた球状分子の総称として知られています。
代表的なものがC60フラーレン。
60個の炭素原子が結びつき、
五角形と六角形が組み合わさった、まるでサッカーボールのような構造をしています。
この特徴的な形から、
「バッキーボール」とも呼ばれています。
一方、天然石を90粒使って編み上げる「神聖幾何学フラーレン」は、C60分子そのものではありません。
“五角形と六角形からなる32面体(切頂二十面体)の構造を、天然石の球体で表現したものです。”
この幾何学的で均整のとれた形は、眺めているだけでも不思議な美しさを感じさせてくれます。
■ 松代の「柴石」
柴石は、長野市松代町柴の金井山周辺から産出する安山岩系の石材です。
古くから地域で利用されてきた歴史があり、
松代城(海津城)の石垣にも使われています。
柴石は、淡い灰色から青紫、紫灰色などの色合いを持ち、石の中には独特の模様や濃淡があります。
切る場所や角度によって表情が変わるのも、この石の魅力のひとつ。
また、比較的加工しやすい石として、石垣、石畳、土台石など、長い間、松代の暮らしを支えてきました。
まさに、
「松代の大地が生んだ石」
と言える存在です。
■ 「守り石」「勝ち石」と呼ばれる柴石
柴石は、松代の歴史の中で城郭の石垣などにも使われてきたことから、現在では「守り石」「勝ち石」という呼び名で紹介されることもあります。
もちろん、これは文化的・象徴的な呼び方であり、石そのものに特別な効果が科学的に証明されているわけではありません。
それでも、長い年月を経て、
松代の歴史と人々の暮らしを見守ってきた石だと思うと、
一粒一粒に物語を感じます。
■ 松代の大地 × 神聖幾何学
今回のフラーレンは、
そんな松代柴石の一粒一粒を、幾何学的な球体へと編み上げたもの。
古くから松代を支えてきた石と、
時代を超えて人々を魅了してきた幾何学の美しさ。
天然石を扱ってきた石家だからこそ、
「信州の石を、今の暮らしの中へ」
そんな想いで、このフラーレンを作りました。
眺める角度によって変わる柴石の表情。
そして、ひとつひとつの石がつながることで生まれる、美しい球体の調和。
ぜひ、実際に手に取って、
松代の大地の物語を感じてみてください。
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石には、それぞれの土地の記憶があります。
水晶が遠い地球の時間を感じさせてくれるように、
松代柴石には、私たちが暮らす信州の大地と歴史があります。
一粒の石から、土地を知り、
石と人とのつながりを感じる。
そんな時間を、石家では大切にしています。

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