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2021.03.18 update
アイオライト
コーディエライト
アイオライト(Iolite)の語源は、
ギリシア語の“ion(菫色)”と“lithos(石)”の造語です。
この名前は、ブルーのサファイアと並べた時に
アイオライトがいくぶん沈んだブルーに見え、
それが「菫(すみれ)がかった色」と例えられたことに由来します。
鉱物学上では、『コーディエライト(Cordierite)』で、
この鉱物の研究者である
フランスの地質学者コルディエ(P.L.A.Coldier)の名前に由来します。
また、多色性が顕著な事から、
ダイクロアイト(Dichroite)という別名もあります。
“二つの色をもつ石”という意味でつけられましたが、
実際には特徴的に3つの色が見えます。
ごく稀にある無色のアイオライトは
ホワイト・コーディエライトとも呼ばれるそうです。
花崗岩質の岩石中や安山岩の孔隙中、
接触板岩中または結晶片岩中などの火成作用の産物として見られる鉱物で、
斜方晶系に属した短柱状結晶体や双晶などで発見される他、
塊状や粒状などでも産出します。
石を光にかざし、回しながら方向を変えて観察すると、
紫がかった青色と、淡い青色、灰色がかった黄色が見えます。
この性質はアイオライトと特定するのに役に立ちます。
スリランカやインドのように堆積層ではなく川床から採れる方が多く、
見た目がサファイアに似ていることから、
「ウォーター・サファイア」と呼ばれることもあります。
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パワーストーン
導きの石として、目標に向かって、正しい方向に導く石と言われています。
目標を達成するための努力を助ける石として、
願望に向かっている人にはよりサポートとなるでしょう。
産地:インド、スリランカ、ブラジル、マダガスカル、ミャンマー、
タンザニア、イギリス、カナダ、ナミビア
硬度:7~7.5
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