エピドートインクォーツのいろいろ
水晶はシンプルな天然石の一つですが、鉱物的には様々な水晶があります。
今日はその中でもインクォーツ系のエピドートインクォーツのお話しです。
エピドートインクォーツ(Epidote Quartz)は、鉱物学的には緑色のエピドートと水晶が結晶化してできた天然石です。エピドートはカルシウム、アルミニウム、鉄を含む鉱物であり、水晶は二酸化ケイ素から成る鉱物です。エピドートと石英が結晶化して一緒に存在することで、独特の外観や特性が生まれます。
エピドートインクォーツは、一般的には緑色がかった透明な石(写真のペンダントトップ、原石)ですが、
時には黄色や茶色や赤ピンク(写真のブレスレット)がかったバリエーションもあります。その色合いは、エピドートの含有量や他の鉱物の混合によって変化することがあります。
この石の特徴的な外観は、エピドートの針状結晶や斑点状のインクルージョン(内包物)が水晶の中に見られることから生まれます。これにより、石の透明度が一部失われることがありますが、その代わりに美しいパターンや模様が形成されます。
写真のそれぞれは透明度があり水晶とエピドート両方楽しめます。
エピドートインクォーツは、地質学的な変動や岩石変質作用によって形成されます。一般的には、高温・高圧の環境で形成されることが多いです。
エネルギーヒーリングやスピリチュアルな目的で用いられることもあります。
エピドートは、パワフルなエネルギーを持つとされており、ポジティブな変化や成長、洞察力の向上などをもたらすと信じられています。
レアなエピドートインクォーツは、コレクションとして鉱物収集家やパワーストーン愛好家に人気があります。その美しい外観と特性から、興味を持つ人々にとって魅力的な石となっています。
販売ページもご覧ください。
動画もわかりやすいですのでご覧頂ければと思います。
【ストロベリークォーツ Strawberry quartz)】
和名:苺水晶
ストロベリークォーツは、
1960年にメキシコで発見され、主に宝飾品の市場で取引されていました。
その後いくつかの鉱山が発見され、一般市場へも流通するようになりました
しかし、主産地であったカザフスタンの鉱山が閉山したことから、その希少性と価値は高まっています。
ストロベリークォーツには、2種類のタイプがあり、
一つは、ゲーサイトが水晶の中にインクルージョン(針鉄鉱)され、
ほんのり赤く色づいたものと、
もう一つは、レビドクロサイトが水晶の中にインクルージョン(鱗鉄鉱)をし
キラキラとした輝きの特徴を持つ二つのタイプが存在します。
ストロベリークォーツは産出量の少ない石で、
特にゲーサイトインクルージョンの良質なタイプは希少です。
模造品も多く作られていますが、
模造品か天然のものかの判断は、天然のストロベリークォーツを見ていれば、
間違うことは無いでしょう。
ストロベリークォーツは女性の守り石の一つで、愛と美を象徴する石です。
人を愛し、愛を受け入れるサポートとなります。
ストロベリークォーツは精神的な安定感が高まり、
穏やかで女性らしい振る舞いや表情をサポートします。
若さを保つ石、女性らしさ
対応チャクラ:第4チャクララ
硬度:7
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