シトリン(Citline)
【シトリン(Citline)】
(和名:黄水晶)
シトリン(Citline)は、
柑橘系のシトロンの果実の色に似ていることに因んで命名されました。
またフォールスネームとして、
シトリン・トパーズ、リオ・グランデ・トパーズ、
クォーツトパーズ、オクシデンタル・トパーズ、スパニッシュ・トパーズ
などと呼ばれていいます。
シトリンの色合いは、
和名で黄水晶と言われるだけあって黄色です。
しかし、天然のシトリンは少なく、
多くはアメジスト(紫水晶)を加熱処理して変色させたものや、
ロッククリスタルお放射線処理(コバルト照射)したものです。
このように、市販されているほとんどのシトリンは、
アメジストやクォーツに加工処理を施され、
天然の黄色をしたものは非常に希少とされています。
本来無色のはずが、黄色になるのには3つの原因があります。
1:鉄分を含み変色する。
2:放射線で構造が歪んで変色する。
3:放射線で構造が歪んだ後に熱を受けて変色する。
それぞれ色合いが違い、
1の場合:純粋な黄色から赤味がかかった色
2と3の場合:緑色を帯びて見える。
本来のシトリンは色名の語源から、
2番目と3番目のものをさしていると考えられます。
市場で出まわっているのは、1番目のシトリンがほとんどです。
ちなみに、アメジストを人為的に加熱処理したシトリンと、
天然のシトリンの価値の差はほとんどないといわれています。
シトリンは、クォーツ(石英)グループの色の濃淡に関わらず、
黄色の水晶を言います。
六方晶系に属した六角柱状や錐面と六方柱との集形に見られ、
塊状でもよく発見されます。
各地のペグマタイトの晶洞中や、各種鉱脈の脈石中、
珪岩中などに産出されます。
主産地はブラジルやチリ、メキシコなどですが、
ベトナムでも上質なものが発見されたようです。
商売繁盛と富をもたらす「幸運の石」、金運アップ
浄化にも優れ、クリアな思考を助ける。
人間関係を助ける。感情のバランスを助ける。
大天使ガブリエルと繋がる石。
対応チャクラ:第2チャクラ、第3チャクラ
硬度:7
【ガーデンクォーツ( Garden quartz ) 】
ガーデンクォーツは、
水晶の中のインクルージョンの様子が、
まるで景色や、庭園のように見えることに由来します。
水晶の中には多くはクローライト(緑泥石)
などが入り込みそのように見えます。
他にも色々な鉱物を内包するものが存在します。
様々な景観を見せてくれるので、自然の芸術品として魅了してくれる石です。
大地との繋がりを強める石です。
商売繁盛、に良いと言われています。
創作活動やオリジナリティを
作り上げるサポートをしてくれると言われています。
硬度:7
対応チャクラ:第1、第2チャクラ
ルチルクォーツというど、天然石、パワーストーンとしては代表的です。水晶の中にルチルが入っているので、ルチルレイテッドインクォーツと言います。略してルチルクォーツ。よく「金が入っていると」会話の中で聞きますが、金ではなく二酸化チタンです。
ルチルクォーツは、針の入り方によりさまざまな呼び方があります。金色の針はゴールデンルチルクォーツで、こちらも代表的です。
写真のルチルは、ヘマタイト(黒い部分)から放射状に結晶が伸びていて太陽のようだということで、太陽ルチルと呼ばれています。結晶的にはとてもレアです。
その他にほタイチンルチルというのも聞いたことがあると思います。太陽ルチルとタイチンルチルは以外と区別がつかないで呼んでいることがあります。販売しているお店も同様です。タイチン=太針と書きます。ルチルが太く入っているとタイチンです。通常はゴールデンルチルの針が太くなった感じ。太陽ルチルのヘマタイトが無い部分だけを切り取ればタイチンになりますが、多かれ少なかれ黒いヘマタイトがインクルージョンがあれば太陽ルチルと呼んで良いかと個人的には思っています。
今日は、ルチルのプチ知識でした。
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